「集中日本語教師研修」 FAQ
Q01:この研修の特長は何ですか。
主な特長は以下の通りです。
  1. 香港では数少ない日本語教授法研修講師は国際交流基金派遣日本語教育アドバイザー(香港日本語教育研究会派遣)が務めます。内容は、日本、海外での日本語教育現場で培った経験、最新の日本語教育事情を盛り込んでデザインされています。
  2. 対話を重視した研修理論編では、いわゆる話を聞く「講義スタイル」ではなく、グループ間や講師との対話を重視した「対話スタイル」を採用しています。日本語を教えるのに必要な知識も当然必要ですが、知識を学ぶだけでは教師に必要なスキルは身につきません。対話を通じ、問題解決能力や他者との協働作業スキルも養成します。
  3. 実践と振りかえり・フィードバックを重視した授業実習実習編では、実践力をつけることと授業後のフィードバックを重視しています。授業の準備段階では、講師からの助言を得ながら授業プランを立て、できるだけ十分な準備をします。フィードバックは、他の研修生、講師、学生役ボランティアそれぞれの立場からのコメントをもらい、改善点を意識して次の授業へ臨みます。また、他の人の授業を見て、フィードバックのコメントをすることで自分の授業への内省にもつながります。
Q02:受講前に予習が必要ですか。
いいえ。理論編で必要な資料は、当日配布します。対話を重視した研修ですので、予備知識があることよりも、その場で気づいたこと、話し合ったことが重要になります。
Q03:宿題等、研修時間外にやることはありますか。
はい、いくつかあります。例えば、理論編では、毎回課題が出されます。実習編では、授業前の段階で、実習授業のための準備、実習後の振り返りでコメントを書いて頂きます。詳細は、研修開始後講師からご説明します。
Q04:この研修はいわゆる「日本語教師養成講座420時間コース」に該当しますか。
いいえ。「420時間コース」とは、文化庁が示している「日本語教師養成のための標準的な教育内容」に沿って開講されている講座を指しますが、本研修の総時間数は420時間に満たず、内容的にも一部のみとなります。
Q05:この研修内容は日本語教育に関することすべての内容をカバーしていますか。
この研修は、日本語教師に必要な知識、技能のうち「日本語教授法」に関する内容を扱っています。さらに本格的に日本語教師としてのキャリアを考えていらっしゃる場合は、日本語学、言語学(一般言語学、音声学、対照言語学など)、日本語教育学、社会言語学、心理学、異文化コミュニケーション、日本語教育史など、幅広い分野を勉強する必要があります。
Q06:日本語教育能力検定試験の受験を考えているのですが、試験範囲に対応していますか。
出題範囲のうち「日本語教授法」についてはある程度カバーしていますが、本研修は試験対策の講座ではなく、実際に教える技術を学ぶための研修ですので、ご留意下さい。
Q07:研修テーマは、香港人への教授法(広東語、英語での授業)ですか。
香港の方を対象とした授業とは、特に限定はしていません。学習者に香港人以外がいる可能性もありますし、香港以外でも日本語教師として活躍できるようなスキルの体得を目指しています。本研修の実習で目指しているのは、媒介語使用に頼りすぎず、日本語でコミュニケーションが「できる」のを目標にした授業を実践することです。
Q08:実習はどんな内容ですか。どんなレベル、だれに教えますか。
実施年、研修生の人数によって変更がありますので、詳細は研修開始後にご案内します。基本的には教える内容は初級レベルで、対象は香港在住の成人の予定です。学生役ボランティアを数人募り、本当のクラスの雰囲気で実習を行ないます。
Q09:研修参加をやめた場合、返金を受けられますか。
お支払いになった研修参加費は、理由の如何を問わず返金されません。
Q10:研修を受けたら、取得できる資格がありますか。または証書などがもらえますか。
資格の授与はありませんが、修了時に「参加証明書」と「修了証書」の2つを発行します。詳細は「募集案内」をご確認下さい。